防衛大学校の面接対策！
この記事では、私が体験した防衛大学校の二次試験とその対策について紹介します！
１.防衛大学校の二次試験
⚠防衛大学校には推薦、総合、一般の３つの試験がありますが、ここでは一般試験について話します。
まず、１次試験合格者の皆さんおめでとうございます！！そこそこの倍率をくぐり抜け、よくぞ二次試験を受けようと思いましたね......
２次試験の内容としては、口述試験(個別試験)と身体検査があります。体力の試験はありません。これがラッキーかどうかは人それぞれですね。私はラッキーな方でした☺️
２.１日の流れ
２次試験は4日間程度期間が設けられていて、女子は最後の１日にまとめて行われることが多いようです。近くの駐屯地で行います。受付は朝7:30〜8:00。私の場合、会場が遠かったので朝５時半の電車に乗りました....😓
受付した順に番号が振り分けられ、更に１０人程度の班に分けられます。当日は班ごとに動くことになります。面接が先か身体検査が先かというのは完全に運で、勝手に振り分けられます。ちなみに私は面接が先でした。
防衛大の試験はとにかく待ち時間が長いです。私も覚悟して臨みましたが１時間２時間は普通に待たされます。勉強道具、本などは絶対に持っていって下さい。寝ないようにがんばれ！
全員が試験を終えるまで帰れません。私のときは１００人程度と結構な人数がいたので、17時頃解散だったと思います。
３.面接について
時間になると担当の自衛隊員に小部屋の前の椅子に案内されます。もうこのときは「マジか、、」という感じでした。深呼吸をすると、ほんの少し落ち着くかもしれません。
ノックして中に入ると、
このような配置になっています。コロナでも扉は閉めて面接でした！面接官は３人。中央がスーツを着たおそらく一番偉い人。両隣は制服を着ています。確か陸、海、空それぞれから佐官以上の方が派遣されてたような気がします。忘れた。
面接は、試験当日の朝書かされる面接シート(志望動機、高校時代努力したこと、特技等)と調査書をもとに行われます。面接シートはかなり分量がありますが、面接で話すことがなくなるのでそんなにしっかり書く必要はありません。
聞かれたのは
- 志望動機
- 長所と短所
- 他大学の志望状況
- 防衛大学校とはどんな学校か、どこにあるか
- 志望学科
- 陸海空のどこを志望するか
- 自衛隊の仕事内容
- 運動に自信があるか
- 高校について教えて
- 所属していた部活について教えて
- 集団生活の経験
- 留学の経験について教えて(私は台湾に留学していました)
こんな感じでした！私のときの面接官はみんな優しくて、意地悪な質問もなくお喋りして終わる感じでした(ただ、高１で英検２級を取得して準１級は取っていないという話をしてるとき、面接官が「入試で使えるからみんな２級までは取るみたいだね笑」って言ったのはビビりました。たしかにその通りだけども😅)
女子だと面接が優しいと聞きますし、面接官にもよるみたいですね。聞いた話だと
- 私の階級は何か
- 出身地、高校のPR
- 幹部自衛官が昇級した際の仕事内容の変化
- シビリアンコントロールとは何か
こんなのも聞かれることがあるみたいです....
あと面接は大声&キビキビした動きが重要かと思います！
４.身体検査について
一般試験の身体検査には以下のような基準が設けられていています。
普通に受かると思います。ただ、視力は厳しめなので眼鏡やコンタクトはしっかり直して行くといいと思います。私はわざわざ眼鏡を新調しましたが、医官の方に「メガネ新しくしたほうがいいね」と言われました...
身体検査は班ごとで、マイクロバスに乗って移動することもありました。医官のみなさんは、身体検査続きでイライラしていてちょっと怖いです。半袖半ズボンで極寒の中待たされるので100パー風邪をひきます。頑張って！
色盲の検査はちょっとおもしろいです。絵の書いた本を見せられて、筆でなぞるという不思議な検査でした。結果は「やや正常」。やや...？一抹の不安が残りました。
ともかくこれ以上ないくらい隈なく身体中をチェックされます。途中からうんざりして吐きたくなります。
まあ身体検査は身を任せるだけだし、面接が終わってる人は楽ですね。
４．最後に
色々書きましたが、大事なのはとにかく練習することです。防衛大は面接でどんどん落とされるので、一貫性のある受け答えを大声でできるよう練習するしかないと思います
皆さんの合格をお祈りしています！！
